”しばらく”っていつまでですか？

 

患者さんに

「しばらく
コンタクトは
しない方がいいですね。」

「しばらく運動は
ひかえてください。」


なにげなく
言っている
“しばらく”
ですが…

「”しばらく”って
いつまでですか？」

つづけて何人かの患者さんに
あらためてきかれると、

かなりあいまいに
この言葉を
使っていることに
気づきました…。

 

 

コンタクトしないでくださいの方への
「しばらく」は、

黒目（角膜）のキズが
よくなるまで。

 

毎回毎回
「いつからコンタクトできますか？」
ときかれるけど、

この方の場合、
数ヶ月から1年はかかりそう…。

 

よくよくきいてみたら、
ご本人は、半月～1ヶ月で
コンタクトできると
思っていたことが
判明しました。

 

 

 

運動ひかえてくださいと言った方への、

「しばらく」は、
目の奥（硝子体）の出血がひくまで。

ご本人は、
翌日には運動したいと
思っているようだけど、

出血ひくのに
1週間から1ヶ月くらい？

中には数ヶ月
出血がひかなくて
手術になる人もいるし悩ましい…。

 

 

 

どちらも、
ばしっと時期を
予想しづらいのが本音でした。

 

 

 

「しばらく」

＝わたしが診て、大丈夫って思えるまで

という意味で使ってしまっていたような…。

 

確実に
いつになったら
具合がよくなるかは
予想できないことも
あるのですが、

意識して
患者さんに
おおよその期間を伝えるように
しようと思いました。