みんなを応援する
勇気づけママドクター
福岡詩麻です。
このたび、
第18回 日本角膜学会学術奨励賞を受賞し、
本日、
2021年2月11日(木)の
角膜カンファランス2021で
受賞記念講演をさせていただきました。
昨年につづいて
今年の学会もWEB開催ですので、
受賞記念講演は
zoomでのLIVE配信となりました。
2月末から3月半ばまで
オンデマンド配信されます。
研修医のころから続けてきた
臨床研究を評価して
いただきましたこと、
大変光栄に思っております。
たくさんの方々に感謝です
わたし個人の名前で
いただいた賞ですが、
臨床研究は
ひとりでできるものではありません。
このような賞を
いただくことができましたのは…
尊敬する大好きな
先生方に恵まれたおかげ
LIME研究会 有田玲子先生について
>>「師匠と思える人に出会えたときは、その人についていくんですよ」
研究にご協力くださった
たくさんの方々のおかげ
この働き方を
させてくださっている
理事長のおかげ
クリニック院長ブログ
>>濱田先生
夫にも
両親、義親にも
いつも助けてもらっている
おかげです。
娘たちも応援してくれています!
今回の受賞記念講演にあたり
生まれてはじめて
謝辞のスライド
をつくりました。
1枚のスライドには
到底おさまりきらないほどの方々に
深く深くお世話になり、
ここまで育てていただいた
おかげあってこその受賞なのだと、
胸がいっぱいになりました。
苦手と思いながらも続けていた研究で
学会の抄録集に
自分の顔写真がのる日がくるとは…
自分の可能性
本当のところ、
受賞のご連絡をいただいてから
あらためて
歴代受賞者の先生方の
お名前を拝見して、
ことの重大さ
に気づいてしましました…。
これまで大変お世話になってきた
先輩の先生方が
多数受賞されている賞をいただけたこと、
この上なくうれしいです。
その反面、
「わたしなんかが…」
お得意の思考パターンが
頭をよぎりそうになります…。
でも、
今年の学会の
会長挨拶の締めのおことばが
”よく学び、よく遊べ”
!!!
これが伝統の
最高に素敵な先生方が集結している学会が
くださった賞なのです!
実際、
リアル開催だと
昼間にすべての講演をとめて
スレチック大会が行われる
めずらしい学会で、
大御所の先生ほど本気で参加されます。
そして、
研修医時代
最初に白内障手術を完投したときに
助手についてくださった
相原一先生(東大病院眼科教授)が
「育児と家庭と仕事に
バランス良く従事する姿勢は
女性医師のロールモデルとして
尊敬に値する」
と推薦状に
書いてくださって
応募できた賞なのです。
!!!(涙)
↑
あまりに過分なお言葉なので、
「今後、そういう存在になっていきなさい」
という、
先生からの予祝ととらえています。
奨励賞は、
「今後の活躍に期待します」
という意味で、
賞のトロフィーにも
”Promising Investigator Award”
ときざまれています。
今の自分には
身に余る賞で
まだしっくりこなくても、
「わたしなんかが…」
と言っている場合ではない!
こんなにも先生方が
応援してくださっているのだから、
これからの
5年後
10年後…
自分で
自分の可能性
を信じて
勇気を出して
進んでいこう!
そう思いました。
恩送りという恩の返し方
たくさんの方々に
お世話になったのに、
なんの恩返しもできていないと
これまでずっと
心に引っかかっていましたが、
「受けた御恩は
本人に返さなくてもいい!」
先日
原田綾子先生に
そう教えていただいて、
気持ちが楽になりました。
これを
「恩送り」
というのだと知りました。
たくさんの方に
お世話になってきたぶん、
だれかを応援することで
次の方へ
その恩にこめられた愛を
繋いでいきたいと
思っております。
ありがとうございました
これからも
患者さんの目が
少しでも楽になりますよう、
患者さんの
笑顔が増えますよう、
たくさんの先生方と
協力、応援しあいながら
研究を続けてまいります。
どうもありがとうございました。
受賞のご報告 別バージョン
>>クリニック院長ブログ
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