勇気づけドクター

患者さんに伝えるということ~心配が強い患者さん

患者さんに伝えるのって
むずかしい…
と思ったことはありますか?

 

一生懸命話したわりに、
患者さんに伝わってないな…
と思う瞬間ってありますか?

 

わたしは

しょっちゅうあります。

 

し ま
し ま
こんにちは!
みんなを癒す
勇気づけママドクター
福岡詩麻です。

病状に比べて
すっごく心配している
(心配しすぎている)
患者さん…。

 

今の病状と、
心配していることが
全く関係していない
患者さん…。

よくいらっしゃいますよね。

 

 

ちょっと目が赤いだけで、

「目がつぶれちゃうんじゃないか…」

今まですごく目がよかった方が、
乱視で裸眼視力が落ちただけで、

「このまま目が

見えなくなっちゃうんじゃないか…」

 

忙しい診療中、
しかも軽症だと
さらっと流したくなっちゃうことも
ありますよね。

 

あと、
たくさんの患者さんを診ていると、

この病気、
この症状の患者さんは、
こういう風に考える人が多い。

だからこの患者さんも
同じように思っているハズ!

と思いがちです。

 

でも、心配ごとが
典型的なこともあれば、
まったく違うこともあります。

 

 

医者から見て
まとを得ているにせよ、
得ていないにせよ、

ご本人は真剣に悩んで
受診されている…。

 

そんなとき、
あともう一歩踏みこんで、
目の前にいる
その患者さんご自身が
心配なのは何なのか?を聞いてみる。

 

そんなささいなことで
悩んでるのですか!!

悩んでいるポイントそこですか!!

…とわかると、

 

「大丈夫ですよ」の一言が
スッと届いて、
笑顔になって
安心して帰っていただける。

その瞬間が私はうれしいのです。

 

 

患者さんと
医者の間に、
”壁”や”溝”があるのだとしても、

ちょっとずつでも
歩みよろう、
伝えようという想いは
伝わると思うんです。

 

伝えるまえに

まずは

聴いてみる

 

遠回りなようで、
患者さんに伝わる
近道になるかなと思います。

 

そんなことを考えながら、
日々、「伝える」のおけいこ中です。

 

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