医者をしていますが、
じつは
わたしは、
ついこの間まで
病院に行くのが苦手でした。
自分が患者として受診すると、
ドキドキして
白衣性高血圧ならぬ
白衣性頻脈になったこともありました。
限界まで
病院に行くのをがまんして、
寝込んだりもしていました。
みんなを応援する
勇気づけママドクター
福岡詩麻です。
そんなわたしが
5年前、
大宮はまだ眼科西口分院の
院長をつとめることになったとき
本院の大宮はまだ眼科の
濱田直紀先生(理事長)が
大切にされているお考えをもとに
開院前に
スタッフに配るため
こんなクリニックにしていきたいと
理念としてまとめたもの…
●一人一人の患者さまに
よりそった医療を提供する医院
●人と人とのコミュニケーション、
信頼関係、連携を大切にする医院
●自分自身が受診したい、
家族を受診させたいと思う医院
クリニック院長ブログ
>>開院5周年のごあいさつ
病院は縁がないのが一番ですが、
こまったときに
躊躇せず行きたくなる、
行くと自然に元気が出るような
クリニックにしたい!
患者さんには
笑顔で帰ってほしい!
自分が病院が
苦手だからこそ!!
そう思ったのです。
↑
開院前
なにもなかったころの待合室
毎月1回の
ミーティングのあとに
「クリニックスタッフのための
アドラー心理学
勇気づけELM講座」
はじめました!
アドラー心理学における
「勇気」とは、
「困難を乗り越える力」
「勇気づけ」とは、
「困難を乗り越える力を
与えること」
です。
病院では…
「困難」=「病気」
ですね。
ほかには、ケガや障害など
医療の主役は
あくまで患者さんです。
医者も
看護師も
視能訓練士も
クリニックスタッフも
尊敬・信頼しあって
みんなで協力して、
患者さんとご家族が
治る病気なら
病気をのりこえる、
治らない病気でも
病気とともに歩んでいけるよう、
応援させていただきたい
そう思って外来をしています。
日曜日の夜に
分院スタッフ用に
スライドを用意しました。
初日は、
みんなでワークをしたら
盛り上がりすぎて、
午後の受付開始の時間に
なってしまったので
第一章の途中で
おわりにしました。
↑
みんな真剣にワークに
とりくんでくれています。
続きはまた来月。
「先生!
アドラー心理学っておもしろいですね!」
「宿題にしますか?!」
そう言ってくれる
ナースや視能訓練士もいて、
うれしいかぎりでした^^
講座を終えることが
目的ではないので、
約1年(もっと?)かけて
のんびりいきます。
みんなでいっしょに学べる過程を
味わっていこうと思います。
↑
ワークに「正解」はないので
みんなそれぞれ回答がちがうのが
おもしろい。
初回から
かつてない衝撃的な
ものの見方も
飛び出しました!!(笑)
開院5周年の今年、
この講座を通じて
コミュニケーションについて
クリニックのみんなで楽しく学び、
患者さんと
ご家族のみなさま
そして働くみんなの
笑顔が増えるクリニックに
さらに成長していきます!