眼科医の福岡詩麻です。
この秋の眼科の学会で
初めてインストラクションコース
(教育セミナー)の
座長をさせていただくことになり、
演者の先生方の学会発表動画を
学会に提出する前に
拝見させていただきました。
当ブログで
一番閲覧いただいている記事が、
なので、
PowerPointで音声入りの
学会発表の動画を作成したときの
基本的な最終チェックのポイント
3つ
について、
今回の経験をもとに
書いてみようと思います。
音声が自動再生されるか?
各スライドに音声は
録音されているようなのですが、
スライドショーを
「最初から」をクリックして
再生したときに、
音声が自動で再生されない
ということがありました。
各スライドの音声再生が終了したあとに
自分でクリックして
次のスライドを表示しないと
次の音声も再生されません。
この状態ですと、
mp4への書き出しもできません。
原因としては、
各スライドの音声を
「記録」タブから
「オーディオの録音」
で保存されたのかと思います。
「記録」タブから
「スライドショーの記録」
もしくは
学会のホームページで
推奨されている手順通り、
「スライドショー」タブから
「スライドショーの記録」
で録音していただければ、
スライドショーを最初から開始したときに
全スライドを連続して
自動再生することができます。
各スライドで最後の言葉の語尾まで、音声が録音されているか?
次のスライドに切り替わる直前、
最後の言葉が途切れてしまう
ことがありました。
たとえば、
「…と考えられています」が
「…と考えられてい」で
終わってしまって
最後の「ます」が
聞こえないまま、
次のスライドの音声が
はじまってしまう
といった状態です。
スライドの最後の言葉の
語尾が途切れてしまっている場合、
聴いている方は
意外と気になるので、
録音のしなおしを
おすすめします。
「スライドショーの記録」
のときに、
そのスライドの最後の言葉を
言い終えたあと、
一呼吸おいてから
次のスライドに切り替える
ようにすれば、
最後の言葉まで
しっかり録音されます。
誤字脱字はないか?
スペルミスはないか?
誤字脱字やスペルミスは
学会発表を録画するかしないかに
関わらずチェックが必要ですし、
ここに書くまでもないのですが、
自分への
注意の意味も込めて
あげておきます。
音声を録音したあとでも、
PowerPointの文字だけ
修正することは可能なので、
自分の学会発表動画を
最後に見直すときに、
新たな気持で
スライドを見てみると
間違いに気づけるかなと思います。
作成した学会発表動画を
視聴してくださる先生方に
しっかりお話が伝わりますように!