あなたは、
子どもに薬を飲んでほしい、
飲ませなきゃいけないのに、
飲んでくれなくて、
困ったことはありますか?
みんなを癒す
勇気づけママドクター
福岡詩麻です。
いつもたくさんの患者さんに
いろいろな薬を処方している
私たちですが、
いざ、自分の子どもに
薬を飲ませようとすると
非常に手強くてくて、
全然飲んでくれないっていうこと
ありますよね。
まあ、普通の風邪ぐらいなら
飲みたくないなら
飲まなくてもいいか~
と思えるかもしれないですが、
- それなりの重症度だったり
- 術後だったり
- 月単位、年単位で、毎日薬が必要だったり
するのに、
いやと言われると
困まってしまいますね…。
子どもに薬を飲ませる=大変
1歳ではじめて長女に薬が処方されたとき…
「子どもに薬飲ませるのって
ほんっっっと大変なのよ!!
私、この子に薬うまく飲ませられなくて
入院になっちゃったんだから!!」
と聞いて、
え…。
薬飲ませるのって
そんなに大変なんですか…!?
子どもの薬=大変
の前提ができてしまいました。
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そこで…
- お薬用のゼリーに混ぜる
- ヨーグルトに混ぜる
- アイスに混ぜる
- 砂糖を加える
- お薬用のスポイトを使う
- がしっと抱っこして無理やり口に入れる
- 飲まないと病気治らないよと言ってみる
- これ飲み終わったら、おいしいデザートあるよと言ってみる
いろいろ調べて、試して、
薬をもらうたび
おおさわぎしていました。
なつかしい…。
このくすりは、こどもにはにがいんだよ!!!
長女、3歳で手術後、
薬が何種類も処方されました。
毎回、食後の薬の時間になると
いやがって、
いやがって、
時間がかかる。
でも飲ませないといけない。
- シロップを処方してもらって薬を混ぜる
- かわいいお薬用のカレンダーに、一緒に薬を入れてみる
- はげましてみる
- 薬の意義について説明してみる
- あまりに時間がかかるので、あせっておこってみる
- 楽しい雰囲気にするために
手をつないで歌って、一緒にくるくる踊ってみる
いろんなことやりました。
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最終的には、薬用のオブラートで飲めるようになりましたが、
ひどいときは、1回の薬を飲むだけで
30分以上かかっていました(涙)
長女
「このくすりは、
こどもには
にがいんだよ!!!!」
…そうですか。
…そうだよね。
でもどうしても飲ませないといけない。
よくなってほしいから。
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実際はどんなに時間がかかっても
毎日、毎回飲めていたんです。
“お薬飲めている”に注目するのではなくて
“お薬飲めない”にばかり注目していたから
大変だったのだと
今になったらわかるんですけど、
当時は、必死でした。
そうして、薬がひとつひとつ減っていき
すべて必要なくなったとき、
本当にうれしかったです。