今日は、
小学校の眼科健診の日でした。
みんなを応援する
勇気づけママドクター
福岡詩麻です。
しばらく
「勇気づけ自分育て」の
記事が続いていたので、
たまには
「勇気づけドクター」の記事を。
わたしが院長をしております
眼科クリニックは、
大宮の駅前にあります。
わたしが担当する小学校には、
1000人近くのお子さんが
通っていらっしゃいます。
昨年、
はじめてその小学校の学校医を
つとめることになったとき、
養護教諭の先生に、
「給食の時間までに
健診が終わるように、
ひとり約10秒でお願いします。」
と言われました!!(汗)
眼科で診るのは、
- 眼位・・・斜視
- 前眼部疾患・・・まぶた、黒目、白目の病気
の疑いがないか?
なのですが、
ほとんど挨拶しているひまも
ありません。
さらに、
これまで以上に
今年は感染予防対策に
気をつけなくてはならず、
わたしが下まぶたにさわって
結膜を診るとなると、
ひとり診るごとに
手袋を変えるか、
手指消毒をする必要が出てきます。
児童のみなさんご本人に
アッカンベー
をしてもらうことにしました。
廊下で養護の先生が
子どもたち全員に
手指消毒してくださっていました。
自分でやってもらうと、
どうしても時間がかかるので、
去年の1.5倍近く健診時間が
かかりましたが、
給食前には終わりました。
やれやれです。
健診のときの声かけ。
もはやテープみたいですが・・・
「おねがいします。」
「この光、
まっすぐ見ててくださいね~」
↓
眼位のチェック
「アッカンベーしてください~」
↓
目を診る
「はい。きれいです~!」
中には、
異常が見つかる子もいますが
そのための健診ですのでね。
「ありがとうございました!」
↑
目をみせてくれて
ありがとうと言いたい。
これを約3時間近く、
約950回繰り返しました。
さすがに疲れました(汗)
この中で一番、
子どもたちに伝えたいのは。
「あなたの目は
きれいですよ!!」
ということ。
自分の目に
自信をもって、
大切に思ってほしいんです。
ひとり10秒たらずの健診で、
いったい何人に伝わったのかは
わかりませんが、
たったひとことでも
勇気づけになると信じて、
言わせていただきました。
校門横のサルスベリが
きれいでした。
子どもたちの
目の健康のために、
眼科健診が無事おこなえるよう、
例年以上に
いろいろ対応を考えてくださった
小学校の先生方、
そして、
アッカンベーに協力してくれた
小学校のみなさん、
どうもありがとうございました!