あなたは、
子どもが薬を飲むとき
どんな言葉をかけていますか?
みんなを応援する
勇気づけママドクター
福岡詩麻です。
最終回です。
子どもが薬をすぐに飲んでくれない
子どもが薬を
さっさと飲んでくれないと、
イライラしますよね。
特に朝
すぐに家を出たいのに!とか、
夜
もう早く寝かせたいのに!と
思うとあせってしまい
ついつい
「はやく飲んでよ~!!(怒)」
と言ってしまうものです…。
そして、
よけいに子どもがイヤがって
時間がかかってしまうという…(涙)
子どもの事情としては、
薬がそんなに苦手でない子でも、
連日となると
ときには
イヤな日もあるでしょうし、
親が飲んでほしい時間に
子ども自身は
飲みたい気分ではない
ということもありえますよね。
イヤイヤ言われて、
飲むのに時間が
かかってしまったときに、
お薬なんてすぐ
飲んじゃってよ!
ダメじゃない!
と声をかけるのか?
それとも
時間はかかっても
お薬飲めて
よかったね!
と声をかけるのか?
自分が
子どもの側だったら
なんと言われたいでしょう???
自分は、薬をどう思っているのか?
わたし自身は、
必要と思えば薬を飲みますが、
不要な薬はなるべく
飲みたくないと思っています。
医者をしていますが
手放しで薬大好き
というわけではありません。
ましてや
子どもが薬を飲まなくては
ならないとなると
子どもが病気なんて大変…。
子どもに薬を飲ませるのは
もっと大変…。
どうしたって
そう思ってしまうものです。
でも、
その薬が
子どもの病気に
必要なのだとしたら?
薬が効いているおかげで
毎日毎日
元気が増して、
安心して
過ごせているのだとしたら?
そう思うと、
薬を飲んでいることは
けっして
”かわいそうなこと”
ではないということです。
子どもの薬について考え直してみる
ある時、
自分自身の
子どもの薬についての
とらえ方を
見直してみることにしました。
薬が手元に届くまでには…
- 薬を開発してくれた方
- 薬を製造してくれている方
- 薬をつくる機械を作ってくれた方
- 薬をつくる材料を作ってくれた方
- 治験に協力してくださった患者さん
- 薬を保管したり、運んでくれている方
- 処方してくれた先生
- 調剤してくれた薬剤師さん
…などなど
途方もなく
たくさんの方のおかげで
その薬がここにあって、
そのおかげで
元気になれるのだ!!
ということに気づきました。
子どもが薬を飲む時の声かけ
子どもが薬を飲む時の
声かけを変えてみることをしました。
「お薬のめたね~!」
「お薬のおかげで
どんどん元気になってるね~!」
「今日の
お薬は何味かな?」
「お薬が
守ってくれているね~♡」
「お薬のんだから
なんでもやりたいことが
できるようになってるね~!」
「今日も
元気が増えてるね~!」
だんだん
お薬の時間が
楽しくなってきました ^_^
子どもの薬の話~おしまい
子どもが薬をのむときの
あなたの
おすすめの声かけがあったら
教えてくださいね♡
直接、
お子さん自身に
お薬をのむとき
どんな声かけをしてほしいか
聞いてみてもいいかもしれませんね!
わたしの
子どもの薬の話は
これでおしまいです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
お大事になさってください。